自律神経活用術

呼吸法を利用した身体バランスの回復

心身をリラックスさせて自律神経の安定を行う

心のリラックス話画像

 

身体の状態と自律神経は相互に作用しています。

 

自律神経が乱れると、
身体のコンデションに悪影響が出ます。

 

当然、アレルギー反応も出やすくなります。

 

自律神経というのは、
体を機能させるために無意識に動く体のシステム。

 

心臓の鼓動、血圧、発汗、体温・・・など
人間の身体バランスをうまく保つために
必要な働きを担う役割を果たします。

 

自律神経には、交感神経と副交感神経があり
それぞれが適度にバランスを取りながら作用しています。

 

ところが、風邪を引いてしまったりしたり、体調を崩してしまうと
自律神経の働きが低下してしまいます。

 

その結果、普段は起こらないアレルギー反応が出たり
症状が強くなってしまうことが起こります。

 

自律神経そのものは、
人間の意志でコントロールすることはほぼ不可能です。

 

なぜかというと、自律神経を支配しているのは
意識して動かせないシステムから成り立っているからです。

 

ですが、自律神経の働きを間接的に向上させることはできます。
例えば、呼吸法がそのひとつです。

 

腹式呼吸などは、有名な呼吸法のひとつです。

 

ヨガの鍛錬法である「アヌローマ・ヴィローマ」は、
鼻孔を交互に使って行う呼吸法で、
変化を実感しやすい方法かもしれません。

 

呼吸は、たくさん吸ったり、強く吐き出したり、一気に吐き出したり・・・
といろんなやり方で行うことができます。

 

呼吸と自律神経は深く関係しており、
呼吸を上手に活用することで、
自律神経の一部の働きを変えることができます。

 

つまり、息を吐く⇔息を吸う。。。という動作を
意識的にすることが自律神経に影響を与えるのです。

 

体に対してなんらかの刺激を与えることや、
運動などの身体動作を行うことは
結局のところ自律神経に作用が起きます。

 

だから、自律神経がプラスに働くようなことを
行動に移すことができればよいのです。

 

簡単な方法は、スポーツをすることですが、
体を痛めないような対象を選ぶことも大切です。

 

ストレッチや健康体操は、
筋肉を疲労を取り除いて動作を高めることもできます。

 

運動が苦手な方は、
スーパー銭湯や温泉などに行くことで
心身をリラックスする方法もあります。

 

ストレスがアレルギー症状の原因の要素にもなるので
できるだけ嫌な気持ちや体の疲れはなくしておいたほうが体のためです。

 

自分なりのストレス発散法や、体を整える健康法を持ち
体を休める時間をできるだけ作りましょう。

先天的要素を持つアトピー症状の人が注意するべき点

内分泌ホルモンと免疫機能の関係

 

アトピー(アレルギー疾患)を頻繁に起こす人は、
体の状態を安定的に保つための機能がうまく作用していないことがあります。

 

アトピー症状とは、主にT型アレルギーの事で、
皮膚疾患や喘息、花粉症・食物アレルギーなどがこれに当たります。

 

人間の体は、外的環境の変化や
身体活動における体内部の化学的変化においても
安定的に保つような仕組みが設計されています。

 

内分泌ホルモン話画像

 

これを「ホメオスタシス」とも呼びますが、
要は自律神経が自然に働いてくれるおかげで
このシステムが成り立っています。

 

ところが、なんらかの要因(体調・外部刺激など)で
自律神経の働きが乱れてしまう場合があります。

 

そうなると、内分泌ホルモンの機能が低下し
さらには免疫系の働きも衰えてしまうのです。

 

免疫機能が落ちると、
アレルゲン(抗原)に対しても上手く反応できなくなります。

 

よって、アレルギー反応が強くでたり、
突発的な症状が起きたりするのです。

 

しかし、アトピー症状が起きやすい人は、
体調が悪くておきているのではなく、
先天的な要素を持っている可能性もあります。

 

生まれつきの身体機能としての先天的要素を
アレルギーでは「素因」と言ったりします。

 

つまり、そのときのカラダのコンデションに関係なく
アレルギーが他の人よりも起きやすい体質である。

 

そういった人は、すごく暑がりだったり、
逆に寒がりだったりします。

 

自律神経の働きである体温調整が
うまく機能していないという推測もできます。

 

もとからの体質(素因)がある人は、
食べものや生活パターンが悪くなると
より一層アレルギー症状が出やすくなります。

 

だから、先天的にアレルギー体質と分かっているひとは
生活リズムをできるだけ守り、体の調子を整えておくことが大切です。

 

生活パターンの基本というのは、
何時ごろおきて、いつ寝るか?ということです。

 

もちろん、朝食・昼食・夕食の時間帯も
その中の細かな事項に含まれます。

 

ただし、最も基本的なことは身体活動をしている時間と
体を休めるための睡眠時間です。

 

昼と夜が逆転してしまう仕事や生活は、
体の体内時計を狂わすだけでなく、
機能面のどこかに必ず支障をきたします。

 

また、睡眠が浅い人も要注意です。

 

昼間に眠くなって、昼寝の癖などがつくと、
夜眠りにくくなって、夜型の生活になる危険性があります。

 

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このように私たちの体は、
どこか一部の調子が悪くなると
必ず違う場所にも悪影響が出てしまうのです。

 

ですので、アレルギーの素因をもつ人は、
生活リズムをなるべく規則正しく過ごすことにより
アトピー症状の発生を少なくすることができます。

体温調整の仕組み〜カラダの不調を防ぐための対策法〜

アレルギー体質の中の中で、
身体全体や手足が冷える方が多くいるようです。

 

体が冷えてしまうと血液の流れが悪くなり、
消化の悪さや老廃物の排出が滞ったりします。

 

私たち人間は、約37度前後に体温を保つシステムがあり、
間脳視床下部に体温をコントロールする機能が備わっています。

 

体温を調整する役割は、
自律神経の働きによって行われています。

 

ですので、自律神経の作用が上手くできていない人は、
極端に暑がりであったり、寒がりであったりします。

 

体温調整できない身体への問題は、
もちろん体温が高くなったり、低くなることです。

 

体温調整画像

 

体温が37度を超えると微熱の状態ですし、
36度より低くなると低体温症です。

 

熱が出ると、筋肉や関節の痛みに加えて、
だるさやほてりが出ます。

 

逆に体温が、低い場合であると
悪寒を感じますし、活動能力が下がってしまいます。

 

何よりも、体温の変動は
精神的なつらさを感じるマイナス面が大きいかもしれません。

 

熱が出た時のことを思い出してもらうとイメージしやすいと思いますが、
元気満々にはなかなかなれないですよね。

 

集中力が落ちるし、なんとなく静かにしていたい
活動的にはなれない状態に陥ります。

 

体温調整の機能というのは自律神経の作用によって行われますが、
私たちは、環境の変化によって身を守る努力も必要です。

 

つまり、外気温や身の回りの環境が大きく変われば、
それらに対して適切に対応する行動もいるわけです。

 

外に出て寒さを感じれば、上着を一枚着る・・・
暑さを感じれば服を脱ぐ。。といった具合です。

 

本人が感じる体感温度は人によってだいぶ違うので、
その人が自分に合った服装をするのが1番です。

 

特に体を動かしたり、働く場所が一日でよく変わる環境に身を置いている人は、
こまめに体温調整を行うようにしましょう。